人間が病院で検査でした
ずっと健康診断を受けていませんでした
昨年暮れ 思い切って受ける事に
血液検査 尿検査 心電図 胃カメラ 肺のレントゲン
結果は悪玉コレステロールの値がすごく高いとの事
食事管理をするように言われました
すぐ油がいらない鍋とフライパンのセットをネットで注文
新聞広告に出ていたコレステロールを下げる特保の飲み物も取り寄せました
診察の際 数日前に犬の運動で呼吸が苦しくなり帰ってもしばらく動けなかった事も相談すると
父も心臓の病気だった事 コレステロール値が高い事などを考えて念の為 大きな病院で精密検査を
してもらった方がいいと言われ受診する事になりました
循環器科初診で沢山の検査の日取りが決まりました
○ ホルダー心電図(24時間)
○ 個人栄養相談
○ 心エコー
○ 頚動脈エコー
そして 今日は最後の検査 問題の心臓造影CTです
この検査だけは車での来院はダメと言う事でしたので電車で行く事にしていましたが
朝起きて外を見ると天気予報どおり雪が降っていて しっかり厚着しブーツを履いて電車で病院まで
行きました
受付を済ませ 放射線検査室の前で待っていたら 自分の前に検査している先生の声が待っている廊下まで
聞こえてきた
しきりに大きな声で何度も患者さんの名前を呼んでいるのに返事が返ってこない
検査している先生は慌てて部屋を飛び出てきて近くにいたスタッフを呼んできて 院内の放送でも応援の
先生を呼び出していた
それから少しして大勢の先生 看護師さんなど数十人がわーっと駆けつけてきて
(こんなに沢山の人が検査室に入れないだろう)あれよあれよと思う間に大騒ぎになりました
ストレッチャーが運ばれてきて 患者さんを乗せて出てきたのですが顔面蒼白で意識がなく
患者さんの上に先生が馬乗りになって心臓マッサージをしながら集中治療室に向かって運ばれて行きました
目の前でのテレビのドラマのような出来事を見てしまいドキドキしてしまいましたが
騒ぎが収まって少しして名前が呼ばれ
自分は胸に心臓のモニターと腕に血圧計ともう片側の腕に点滴がつけられました
点滴が結構痛かった
犬にはいっぱい点滴を受けてさせているけれどこんなに痛い思いをしているんだとその時初めて思いました
心拍数が60ぐらいにならないと画像がぶれて撮影ができないのだそうで 心拍を遅くする薬を飲まされ
ました
それで30分安静にしてからさっき意識不明の患者さんが出てきたCT検査室に入りました
何しろ今まで元気で 病院なんて目医者か歯医者ぐらいしか行った事がなく 緊張していましたが
スタッフのみなさんがとても親切で気を使ってくださり 説明をよくしてくださるので
気持ちは楽に受けられました
造影剤が入っていくと胸の辺りが熱くなった以外は特に体に変化はないように思ったのですが
検査が終わって別部屋で休むために立ち上がろうとしたらふらふらしました
心拍を下げる薬の影響で血圧も下がっているせいでした
30分ほど横になって血圧が戻ったところで帰る事にしましたがまだ調子は戻っていなくて
電車を降り家への坂道を登ろうとしたら息苦しく体が重くて足が前に出ない
いつもなら一気に上まで登れるのに何回か止まって休んでやっと登りきり そこから家まで平坦な道なのに
苦しくてぼーっとした頭で足を動かし続け やっとの思いで帰宅
やれやれ 今日で全部の検査が終わりあとは結果を聞きに行くだけですが・・・
今いる子全員の最後を看取るまで病気なんかになれないぞ