別れは突然に・・・
メグが激しい吐き気にみまわれたのは先週の金曜日の夜でした
閉まる寸前の病院に駆け込み抗生物質と吐き気止めを打っていただき帰宅しました
それまでも下痢や吐き気があってぐったりしてしまった事が度々ありすぐ病院で点滴していただいた
りしていたのですがどうも今までの様子と違うようで 見ていると呼吸が荒くこもった咳をしていて
熱もある
このまま朝まで様子を見ててはいけないだろうと点滴だけでも入れていただこうと横浜動物救急病
院に行きました
診察室に入った時には横になったきり身動きしない状態ですぐ検査をしてくださいました
結果は・・・・
肺炎の症状だけれど レントゲンには肺にかなり大きい丸い癌の陰が写っていました
想像もしていなかった病状にしばらく声が出せずレントゲンをただ見つめるだけでした
エコーでも肝臓や腎臓も何かできていると言われ 全身に転移しているようでした
そう言えば 去年鼻血を出した事 6月ぐらいから体重が激減し食事も残すようになった事 血液検
査ではいつ測っても炎症指数CRPがかなり高かった事 度々黄色い鼻水をだしていた事などすべ
て納得がいきました
でも人一倍気が強く負けず嫌いの頑張りやだったメグは 一度も苦しそうな顔を見せた事がなかった
ここ数日は偏食もひどく大好きだったゆで卵も食べない いや食べられない事が多かったから何か
が彼女の中に起こっているのは感じていました
救急病院で朝まで点滴治療を受け いつもの病院に転院して引き続き治療をした甲斐あって夜には
顔の様子も楽そうになって作っていった食事も少し口に入れてくれました
その後明け方から病院で下血が始まり一気に容態は悪くなり救急病院に駆け込んだ初日からたっ
た3日で16年燃やし続けた命の火は消えました
癌とわからなかったけれど、時々起こる体調不良でもすぐ病院で抗生剤注射と点滴 自宅での
一日置きの補液点液 体重を増やそうと高カロリーの流動食や栄養のある物を色々考えた食事 常
に彼女の体調を快適に維持するために考えられうるすべての事をしてきたから今までやってきた事
は間違ってはいなかった
16才半だからいつ何時何か起きてもおかしくないと常に心に言い聞かせていたけれど、あまりにも
突然の別れに ここ数日の事が夢の中の出来事のようでまだ信じられません
この一年で大切な家族が3頭も私の傍らからいなくなってしまいました
可愛がってくださったすべてのみなさん 謹んで感謝申し上げます
ありがとうございました
メグちゃん 16年間愛をありがとう
もう頑張らなくていいんだよ ゆっくりお休み
JKCで15歳以上の高齢犬を表彰して写真を載せてくれるという企画があると言うので用意した写真でした